セサミンとグルコサミン

セサミンとグルコサミンはぱっと見名前が似ていて、どちらも健康に良い栄養素として注目されています。
こちらではセサミンとグルコサミンの違いや、その効果について紹介していきます。
どちらも私たちの元気な生活を保つためには大切な栄養素なので、優劣はなく、両方をよく摂取することがおすすめです。

セサミンとグルコサミンはどう違うの?
セサミンとグルコサミンはこのような違いがあります。
由来となる物質もその効果も大きく違います。

セサミン
セサミンはごまに由来する栄養素です。
ごまは英語でセサミということからも連想しやすいですね。
セサミンはごまに1%ほど含まれていて、抗酸化作用や血液サラサラ効果で有名です。

【抗酸化作用】
まず、抗酸化作用については、細胞の老化防止と深くかかわっています。
私たちの体内では日々活性酸素という物質が生成されていて、それが発生させる有害物質によって細胞がダメージを受けています。
その結果、細胞の老化を早めてしまうのです。
臓器の不調や体のだるさ、肌の調子の悪さなどもこの活性酸素が関わっています。
抗酸化作用とは、ずばりこの活性酸素を除去する効果のことです。
活性酸素を還元することで有害物質の生成を防いでくれます。
セサミンがエイジングケアに良いといわれるのもこのためです。

【血液サラサラ効果】
次に、血液サラサラ効果は高血圧やそれにかかわる合併症の予防に役立ちます。
セサミンは血中の中性脂肪値やコレステロールを減らして、血の粘り気や血液成分の凝固を防いでくれます。
血液がサラサラだと血管に余計な力がかからず、安定した血圧を保ちやすいです。

【女性ホルモン様作用】
そして、セサミンは植物性エストロゲンの一つに数えられています。
植物性エストロゲンとは、体内で女性ホルモンと同じように働く物質のことで、更年期障害の改善や美容効果が期待されています。

グルコサミン
【関節痛の予防・緩和】
グルコサミンは健康食品のCMでもおなじみですが、関節の痛みに効果が期待されています。
具体的には、すり減ってしまった軟骨の再生を促すことで、衝撃を和らげてくれるのです。
とくに重力のかかりやすい膝や腰の痛みを改善するために、グルコサミンが入ったサプリメントが販売されています。
軟骨は関節をスムーズに動かす役目もあるので、節々に軋みを感じる方にもおすすめです。

グルコサミンはエビやカニといった甲殻類に含まれているのですが、豊富に含まれているのは殻の部分です。
エビのしっぽは食べる人がいますが、カニの殻まで食べることは難しいと思います。
では、甲殻類アレルギーの人はグルコサミンを摂取できないのかと思われますが、グルコサミンは山芋やトウモロコシなどにも含まれていて、植物由来のグルコサミンを使ったサプリメントも売られています。

グルコサミンとセサミンはサプリメントで摂取しよう
セサミンとグルコサミンはサプリメントで摂取するのがおすすめです。
その理由はこちらです。

どちらも毎日継続して摂取するのが面倒
グルコサミンもセサミンも食物からの摂取が簡単とは言えません。
しかも、栄養素は基本的に使いきりなので毎日摂取することが望ましいです。
まず、グルコサミンを甲殻類から摂取したとしても、人間にとって吸収されづらい状態になっていますし、山芋やオクラ、納豆やトウモロコシも毎日食べる野菜とはいいがたいです。
一方でセサミンは、1日の推奨摂取量を摂るために、ごまを1日に3000粒も食べなくてはいけません。
そもそもセサミンはごまの1%しか入っていないのです。
また、ごまは粒が小さいので、ほとんどかみ砕かれることなく取り込まれ、殻がセサミンの吸収を阻害してしまいます。
そのため、サプリメントなら必要な含有量を簡単に摂取できて手軽です。

相乗効果が期待できる
グルコサミンとセサミンを一緒に摂取すると、グルコサミンで軟骨を補い、セサミンの血行改善で骨にしっかりとカルシウムを供給することで、関節痛の緩和にも相乗効果が期待されます。

欠点を補える
グルコサミンを摂取する注意点として、血液を凝固させる作用があります。
その一方でセサミンには血液の凝固を防止する働きがあるため、一緒に摂取するとグルコサミンの欠点を補えるのです。

以上がセサミンとグルコサミンの違いと一緒に摂取するメリットについてでした。
改めてまとめると、セサミンは抗酸化作用や血行促進効果があり、グルコサミンには軟骨の蘇生を促す効果があります。
どちらも健康に年齢を重ねる助けになるでしょう。

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